家族だけじゃない家族のようなつながりある社会を。|NPO法人sopa.jp

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「家族だけじゃない家族のようなつながりある社会」を目指す、NPO法人sopa.jp。

さまざまな世代・背景を持つ人が交流する「そとんち」の運営、古民家での季節ごとのイベント、社会的事業の開発・運営支援などを行っています。

繊細すぎるがために、生じる社会課題

「本当は仲良くなりたいけれど、友達が出来ない。」
「周りに気を遣い過ぎて、本当の自分の気持ちが分からなくなってしまう。」
「会社や家族のなかで孤立感を抱えている。」
「将来、どうやって生きていったら良いのか分からない。」
「悩んでいる事を、どうやって相談したら良いのか分からない。」

このような、漠然とした生きにくさ。
今まで個人の性格的な問題とされており、社会問題とは認識されていませんでした。

繊細すぎるから生じる社会課題は、当事者にとっては、ときに命を絶つほど深刻な問題です。
しかし、まだまだ多くの人に、この課題は認識されていないのです。

「家族だけじゃない家族のようなつながりある社会を」

アイキャッチ-sopa.jp

社会的事業の開発・運営支援

顕在化した社会的孤立の、持続的な解決を図るために。
NPO法人sopa.jpでは、社会的事業の開発・運営支援をしています。

まずは、子どもたちの放課後の場所となるアフタースクール『Labo&Townまちなか学童』
『プラス・スポーツ学童クラブ』の立ち上げ・運営のサポートに携わりました。

その後、社会的事業の社会への定着化を目指し、NPO/企業・協働支援として、県立公園の中で、自然体験やスポーツ体験ができる『サニースクール』の開校などを手掛けてきました。

『サニースクール』は、子どもたちがさまざまな年齢層、学外の人と出会い交流できる場です。
理事・事務局長の板谷さんは保育士の資格も取り、子ども達が自分の想いを表現出来る機会を作る講座や、カリキュラムにも携わっているそう。

また、リユースと教育がつながる新しい社会貢献のカタチとして、『リユースforきっず』などの事業も展開。
最近では、マンションのコミュニティスペースでの託児や夕食の提供など、社会的孤立感を軽減させ、地域でのコミュニティ作りを行う分野にも関わっています。

気軽に行ける外のおうち「そとんち」

さまざまな世代の人と対話できる場を作って「社会的孤立感をなくしたい」「誰でも気軽に行けるカウンセリングルームを」という想いを胸に。
「そとんち」がスタートしました。

ビジョンに掲げているのは
「血縁・地縁だけでなく、一人ひとりが幸せを分かちあえる場。
困っている人も、そうでない人も、家族のように居心地のよいコミュニティの場をつくる
『家族だけじゃない 家族のようにつながりのある社会』を」。

言わば、自分の家(うち)ではない外のお家(おうち)。
だから「そとんち」と名づけられたのです。

活動当初から、「人の問題、社会課題を解決したい」という想いがありました。
しかし、さまざまな活動を重ねていくと、写真NGの人が増えたり、「家族に参加することを話しにくい」という声が上がったり、「自分では問題と認めたくない」「苦労や孤立感を感じていない」という人たちに避けられるという弊害が生まれました。

そうなると、クローズな場となり、情報発信や口コミが妨げられ広がっていきません。
そこで、問題にフォーカスし解決するのではなく、「家族のような日常」を営める「おうちのそとの、もう1つのおうち」というコンセプトにシフトしました。

その方が、潜在的なニーズを掘り起こせるのでは?と考えたのです。
「社会課題解決」というゴールは変わらないですが、入り口を変えたのです。

それは「そとんち」に多様な年齢層の人たちが集まって、ただ、対話を重ねたり、食事をしたり、料理を作ったり、学んだりする。
まるで家族との日常のように普段の時間を過ごすことになるのです。

「そとんち」夕食会の様子1分動画

LGBTの方や、発達障がい、引きこもり経験のある方、シングルマザー、そう言ったこととは無縁に過ごしていらっしゃる方。
社会には様々な年齢、立場の方がいますが、「他人家族」であり「友だち」というフラットな関係で、「そとんち」で過ごす。
同じ空間の中で、講座や対話会、ご飯を囲みながら、楽しく過ごしてもらう事を大切に考えています。

自分の想いを言語化することと、お互いの思いを大切に尊重する事を重視しています。

古民家での季節イベント

奥多摩の古里・御嶽にある古民家で、畑作りや四季を楽しむ季節イベントを開催しています。

大人だけでの参加や、家族の参加も可能。
保護者の方に同席いただければ、障がいのある方もご参加頂くことができます。

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春は、山菜狩り、山菜の天ぷら、渓流釣り。
夏は、ホタル鑑賞、鈴虫観察、スイカ割り、竹を切ってそうめん流し、昆虫採取。
秋は、畑での収穫祭、紅葉、きのこ狩り。
冬は、味噌作り、囲炉裏ですいとん。

春、夏、秋、冬、季節に合わせて、関係地や顔なじみの仲間が出来ていくことで、大人も子どもも視野が広がっていきます。

「他人家族」の中で、視野を広げ、自分の想いをきちんと感じる。
こうやって、表現できる人材を育成しています。

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NPO法人sopa.jpの活動のきっかけ

活動をはじめたきっかけは、NPO法人sopa.jp代表板谷友香里さんの「同級生の問題解決」。
板谷さんの小学校の同級生が、普通とは少し違う人生を歩んでいってしまったことにあります。

友人たちの問題を解決したい

板谷さんは小学校を卒業後、私立中学に入学しました。
他の同級生が進学した公立高校は、いわゆる「荒れた中学」でヤンキーになる子が多くいたとか。
親の離婚、いじめ、失恋など理由はさまざまでしたが、不登校になる生徒も多く「1クラスの中で10人以上が不登校なのでは?」と思うほど。

彼らの多くは高校に進学しない、入学しても一年で辞めてしまう……。
そうなるとどうしても将来への選択肢が減ってしまいます。
そんな道を歩み始め、20歳のころに行き着くは、キャバ嬢、風俗、日雇い労働、大量のニート。
ごく一部ですが、覚せい剤使用で服役……という話もあったとか。

うつ病を発した板谷さんの友人は、精神科の薬の副作用で体をこわし、幻覚が見えたり、自殺してしまったり。
板谷さんは、そんなドロップアウトしてしまった友人たちの「問題」を何とか解決したいとずっと考えていたそうです。

先輩たちとの出会いで、異なる価値観に気付く

—————–板谷さん自身の学生生活はどうだったのですか?

板谷:私の方は、進学した私立中学がみんな受験勉強に忙しく、まったく楽しくなかったんです。
そこで、気の合う高校2年の先輩と放送部の設立へ。

それが良かったんですね。
放課後に年上の色んな人と話すことで、視野が広がったのです。
例えば、思春期のころは皆、人間関係の些細な揉め事で悩んだりします。
そんなことを先輩たちに相談すると「思春期あるあるだよね」と笑い飛ばしてくれる。
すると、悩んでいることがどうでもいいことに思えたり、異なる価値観にハッと気付いたり、視点が変わったりするんです。

子どもにとって学校は世界の全てで、選択肢が少ないもの。
でも、色んな年齢層の色んな場所の人と話していると、世界が広がり気付きがある。

私の友人も、そんな「色んな人」と話せる機会があれば、世界が広がり問題も解決できたのでは?と思っていました。

—————–それが今の「sopa.jp」の事業につながったのでしょうか?

板谷:そうです。私を奮い起こす原動力になったのは間違いありません。
そして、人の社会的孤立感を無くしたい、どんな人でも気軽に来られるカウンセリングルームのような場所を作りたい、と思いを巡らせるようになりました。

それを形にしたのが「そとんち」です。
ただ、私がsopa.jpを立ち上げたころは、同級生達は皆、問題を解決し、それぞれ家庭を持ったり、経営者になったりして幸せに生きていました。
でも、彼らが辿ってきたような道の途上にいて苦しんでいる人は、世の中に大勢いるはず。
だから、社会課題を解決したいという想いは変わりませんでした。

「良きに計らえ」のズレ

板谷:また、もう一つ、私のOL時代の体験も「そとんち」の源流になったと思います。

—————–それは一体どんな体験ですか?

板谷:私は大学卒業後、ある大手金融機関に入社したのですが、そのころ病院で発達障害(ADHD)の診断を受けました。
その影響からか、マニュアルに従う仕事では発達障害の特徴的な症状である「集中力」が発揮され、1人で4人分くらいの量をこなせるのです。

でも、日本企業にありがちな「良きに計らえ」という曖昧な指示を受けるとまるでわからない。
私の「良きに計らえ」と世間の「良きに計らえ」に大きな乖離がある。
かなり苦しみましたね。

でも、そのうち「なぜそのように対応したのか?」、背景を言語化するように努めると、着地点のズレの原因が互いに理解でき、トラブルが少なくなったのです。

—————–それって発達障害者でなくてもありがちですよね?

板谷:そうなんです。
例えば、転職して業界が変わると慣習や常識が異なっていて、戸惑うことがあるはず。

でも、きちんと言語化して説明すればスムーズに進んでいくんですよね。
そんな時、対話のトレーニングを行っている松本真紀子氏と出会って、「言葉をおけいこ」することの大切さを知ったのです。

それは、「そとんち」の『言葉のおけいこ』という講座開講に繋がっていきました。
この話の続きは下記からご覧ください

「そとんち」への想い

NPO法人sopa.jpを寄付で応援しよう

NPO法人sopa.jpではこれまでに、『みんなで夕食会』を40回実施し、286人の人たちが参加しました。
コミュニティ講座は32回開催し、200人の人達が参加しました。

『リユースfor きっず』は平成27年度環境省使用済製品のリユースモデル事業に選出。
『そとんち』は平成27年度トヨタ財団の国内助成プログラムに選出されました。

ほかにも、「アメリカ山ガーデンアカデミー」「ラボアンドタウン/キンダリーインターナショナル」、文武両道の放課後を実現する「プラス・スポーツ学童クラブ」、太陽の下で遊ぶ学童保育「サニースクール」などの開業・運営支援も行ってきました。

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NPO法人sopa.jpではこれからも、持続可能な事業の仕組みを整えていきます。
質の高いサービスを設計・構築し提供することで、自分のやりたいことをやりながら自身の価値を高め、それぞれが幸せに生きていける場と、それらを全国に拡げていける仕組みをつくる。

ポイントは、他人・社会の常識に縛られず、個の「私」が自分らしく生きていける仕組み。
もちろん、きちんと収益を得られることも前提です。
そうすれば、男女問わず、夫婦、パートナー、家族、会社に依存せずに自由に生きられると思うのです。

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NPO法人sopa.jp寄付金のいかされ方

ご飯会の運営費

夕食会に参加したいけれど、参加出来ないという方もいらっしゃいます。
カルマキッチン方式で、誰かの飲食代やご飯代をご馳走していただけないでしょうか?

500円の寄付金が集まると、「そとんち」に来てくれた人にコーヒーや紅茶を1杯ご馳走することができます。
1,500円の寄付金が集まると、1人分ご飯をご馳走することができます。
15,000円の寄付金が集まると、1度の夕食会の費用に。
「そとんち」で「●●さんにご飯をご馳走になる夕食会」を開催することができます。

そとんち運営費

いつでも、足を運べる場所にするためには、スタッフの人件費と、家賃が必要になります。
コミュニスタの全国で活躍する魅力的な仲間が、1日スタッフとして参加予定。

20,000円の寄付金が集まると、「そとんち」を1日、無料開放することができます。
寄付の金額によって、翌月の無料開放日が増えていきます。

講演会運営費

定時制高校に通っていた方、心が繊細すぎてホームレスを選択している方など、マイノリティな体験を伝えたいという方がいらっしゃいます。
自らの体験を人に話しをする事で、過去のご自身の体験が誰かの「今」への力付けになっている事を体感してもらえたらと思っています。

「そとんち」での対話会にゲストとしてお呼びし、交通費や謝礼にしたいと考えています。
話をしてくださった方、参加してくださった方への力付けになるような仕組み化を図っていきたいと考えています。
70,000円の寄付金が集まると、「そとんち」で開催する講演会運営費になります。

また、講座に参加したいけれど、参加費用を支払うこと事情を抱えている人もいます。
3,000円の寄付金が集まると、そとんちの講座に1名無料招待することができます。

社会のあちこちに家族のような関係性を

NPO法人sopa.jpの「sopa.jp」は、「ソーシャル・パートナーシップジャパン」の略。
社会のあちこちで、パートナーシップを築き、日本中に温かい関係性を構築できれば、という願いが込められています。

個性的で対照的な“わたし”と“あなた”。
お互いを信じ、違いを楽しめれば、意外と大の仲良しに。

“らしさ”を相手のために活かせれば、“わたし“も“あなた“も幸せに。
そんなパートナーシップをもっと社会に。

そのつながりが無限に広がれば、世界はきっと平和になる!という願いが、ロゴマークには込められています。

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世の中には大なり小なり、さまざまな「問題」と思われる何かを抱えている人が大勢います。
「問題」なのに「問題」と思いたくない、「問題」だと感じていない人もいます。

『そとんち』は、さまざまなプロジェクトを通し、そんな社会課題を多くの人に認識してもらいながら、解決に向けた活動を行っています。

ただ問題に真っ向から取り組むと、クローズな場となり広がっていきませんでした。
そこで問題にフォーカスすることをやめ、「家族のような日常」を営める「おうちのそとの、もう1つのおうち」というコンセプトにシフト。
結果的に問題解決、変化を生み出せるようになり、さらに多くの人にプラスに波及していくようになりました。

「おうちのそとの、もう1つのおうち=そとんち」
家族ではないけれど家族のような日常を過ごせる場。

一人ひとりの生き方や価値観に寄り添い、その是非を問わない、想いを言語化してもらう、多様な人たちと対話し尊重し合える、安心・安全なコミュニティです。

これまで「そとんち」のプロジェクトに参加した大勢の方が自身を深め、自身で変化を起こし、挑戦し、新しい人生を踏み出してきました。
また、問題を乗り越えた人が「幸せになれる方法」を提供できるようになったりと、プラスのサイクルも生まれているのです。

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