“給食”で子どもたちに新しい夢と健康を。 せいぼじゃぱん/テーブルクロス

“給食”で子どもたちに新しい夢と健康を。 せいぼじゃぱん/テーブルクロス

「食糧不足」
「栄養失調」
「飢餓」

今、世界では”食”に関する様々な問題で苦しんでいる人達がいます。

大量生産・大量廃棄の日本とはかけ離れた問題だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、今こうやって記事を読んでる今も世界のどこかで飢餓で苦しんでいる人たちがいます。

今回は、そんな”食”に関する社会問題についてクローズアップします。

 

日本と世界の”食”に関する問題の違い

日本の”食”に関する問題

実は日本も、食に関する問題を多く抱えています。

食品ロス問題
┗まだ食べられるのに廃棄される食品のこと

食品偽造問題
┗産地偽装、成分表示偽装、賞味期限偽造など

食品添加物問題
┗発がん性の添加物、胎児に影響を及ぼす恐れのある添加物など

食品自給率問題
┗日本は食事の約6割を輸入に頼っていること

偏食問題
┗栄養の偏りが激しい食生活のこと

遺伝子組み換え問題
┗遺伝子の操作による品種改良

大量生産・大量消費問題
┗必要以上に生産し、大量に廃棄を出すこと

 

など、私たちが暮らす日本でも実はさまざまな問題が存在しているのです。

日本の”食”に関する問題に関しては、また後日記事にさせていただきます。

 

世界の”食”に関する問題

FAO(国際連合食糧農業機関)によると、世界ではおよそ8憶2,100人の人々が栄養不足に苦しんでいることが発表されました。

世界の9人に1人の割合になります。

 

2018年版「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書によると、年々わずかに減少していた飢餓率が直近の過去三年間の間に増加し、10年前の状況に逆戻りしたとのこと。

 

2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsの中に、ゴール2(飢餓):飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」という2030年までに飢餓を終わらせるという目標が設定されています。

この結果を踏まえてより一層努力しなければなりません。

特に南米及びアフリカのほとんどの地域で飢餓率の状況が悪化しているという結果が出ています。

 

SDGsに関してはほかの記事でもまとめています。

【SDGs】持続可能な企業とは、環境との関わり方である。

 

そもそもなぜ飢餓が起きるのか

 

ここまでの流れから、世界には食べ物が足りていないのではないか?と思う人もいらっしゃるかもしれません。

いいえ、十分に足りているんです。

 

たとえば、穀物だけでも、今、世界では一年間で19億トンも生産されています。

これを世界の人口63億人で均等に分けると、一人当たり約300キロです。

人が健康を維持していくために必要な穀物は、年間150~180キロですから、穀物だけでも世界中の人たちが生きて行くのに必要な量の2倍近く生産されているのです。

長年にわたって、国連を始めとした世界各国のNGOなどの活動が行われていますが、まだ世界には栄養不足が原因で命を落とす人が多くいます。

日本のように食糧が大量に廃棄される国もあれば、食糧不足で普通の食事ができない国もあるんです。

参考:日本国際飢餓対策機構

 

穀物だけで世界中の人達が生きて行くのに必要な量の2倍近くが生産されているということは、穀物以外の他の食べ物を合わせると、世界にはありあまるほど食料があふれているということになります。

こんなにも食料があるのにも関わらず、なぜ飢餓で苦しむ人がいるのでしょうか。

飢餓の原因はいくつかあります。

 

①連続する貧しさ

世界では1日100円以下で生活している人がたくさんいます。

 

1日1ドルで生活する人達のリアルな姿がこの記事でも紹介されています。

1日1ドルで生活する、極貧層の人たちのリアル(画像集)/HUFFPOST

 

物価が安いから暮らせるんじゃないの?という疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれませんが、1日1ドルでの生活は非常に厳しいものです。

 

なぜこんなにも貧しい生活をしているのかというと、単純にお金がないからです。

そもそもお金がないから、食料を購入することもできなければ、食料をつくるための畑や種、肥料を購入することもできません。

食べることができないと、もちろん身体は弱り、病気にかかりやすくなります。

 

また、お金がないため病気になっても病院に行くことができず治療ができないため、動けなくなってしまうこともあります。

親が動けなくなると、代わりに子どもが働かなければなりません。

そうすると、子どもは学校に行けなくなります。

 

教育を受けずに育った子どもは、例え大人になっても仕事を探すことが難しく、低賃金な仕事にしか就くことができません。

そのため、家族ができても貧しい生活から抜けられず、子へ、孫へと続いていくのです。

 

この貧困の連鎖という負のスパイラルがずっと続いていくことになります。

 

▼貧困の連鎖についての記事はコチラ

【学生は恋愛禁止の国も⁉】世界各国の教育現場を覗いてみた。

 

②自然災害の増加

 

近年、世界各地で発生している自然災害。

洪水や干ばつなどで作物が取れなくなってしまったり、家をなくしてしまったりと、自然災害がもたらす被害は大きいです。

 

また、日本のように自然災害への対策ができていない国が多く、被害が大きくなってしまうのを防ぐことができません。

自分たちが生きるための資源を失ってしまった以上、さらに貧困に追い打ちがかかることになります。

 

③紛争

 

紛争が起きると家や畑を手放し、戦地から安全な場所へ避難します。

避難先ではそう簡単に仕事を見つけられず、お金を稼ぐことができません。

 

また、戦地に残ったとしても、銃声が聞こえる外での仕事は危険が伴います。

仕事もままならず、お金を稼ぐことができず、食糧の確保も難しくなります。

 

~飢餓に苦しむ人々を救うために~

 

飢餓に苦しむ人々を救うために、活動している団体/企業を2つ紹介させていただきます。

 

▼紛争に関する記事はコチラ

世界一死者が多い紛争地域で戦うこども兵と長引く戦争。

貧困_女の子

「おなかを減らしているすべての子どもに給食を!」/特定非営利活動法人 聖母(せいぼ)

せいぼとは?
 

「おなかを減らしているすべての子どもに給食を!」という長期目標を掲げて、学校支援活動に取り組む、特定非営利活動法人(NPO)

 

この団体は、給食支援プロジェクトを通して世界中の貧困を改善するための架け橋となることを目標に活動している団体です。

 

なぜ給食なのか?

なぜ、”給食”に注力しているのでしょうか?

 

ー学校給食の持つ力ー

学校が給食を提供できれば、最貧国に住む両親は、自分たちの子どもが温かい給食を食べられるように学校へ送り、その結果、授業を受けることができるようになります。

給食を通して学校教育を促進することで、次の世代を担う子ども達を育て、国の将来を支えることに繋がります。

学校教育は、世界中すべての子ども達へ平等に与えられるべきものです。

学校給食は、そのための大きな第一歩となり、子どもたちの将来を切り開くことに繋がります。

 

世界は、全人口を支えることができる食糧を生産しています。それにもかからわらず、世界で8億1千百万人の人々が飢餓で苦しんでおり、1億5千5百万人の子どもたちが栄養失調で苦しんでいます。(WFP”How close are we to #ZeroHunger?”より)

こうした世界の状況、特に子どもたちの姿に目を向けることで、少しでも自分の日々の生活に変化を与えることが大事だと思います。

私達は、大きな組織を動かすことを必ずしも意識しているわけではありません。

しかし、個人として寄付をするとき、世の中の貧困、飢餓などの問題を主体的に考え、自らが起こした行動となります。

それを通じて、私達自身も成長することができるでしょう。

参考:せいぼじゃぱん公式ホームページ

 

学校給食を通じて子ども達を飢餓から守り、同時に教育の機会を与える。

給食は子どもたちの未来と夢を作り出すことができるのです。

 

せいぼじゃぱんは、東アフリカの”マラウイ”という国を中心に活動をしています。

この国は、平和で政治も安定している国ですが、世界の最貧国の一つだといわれています。

人口の67%以下が25歳未満という若者の可能性を秘めた国です。

 

マラウイは1994年、政府により小学校が無償化されましたが、まだ多くの小学生が学校に通えていないのが現実。

畑仕事や家事などを子どもたちが行わなければならないため、学校に通うことができなければ勉強もすることができません。

 

マラウイの未来を背負ってゆく子どもたちのために、せいぼじゃぱんは今日も活動しています。

2016年末の段階で、せいぼじゃぱんはマラウイにある40校の保育園、12校の小学校に通っている、14,000人以上の子どもたちに給食を届けることができました。

 

せいぼの使命

頂いた支援金の90%以上を現地の活動支援のために送金します。

私たちせいぼは、学校給食事業を2016年2月11日に始めました。

その時に、私たちはある約束をしました。

それは、最低でも寄付額の90%をマラウイの給食支援のために提供するという約束です。

 

2016年において、寄付者の皆様から個人で受け取らせて頂いた寄付金は、その100%をマラウイに送金することができました。

 

活動資金の支えとなっているもの

こうして寄付者の皆様から頂いた寄付額の100%をマラウイに送金できることの経済的な支えとして、国際ドナーの支援があります。

皆様のように個人で寄付をくださる方々とは別に、私たちの活動を支えてくれているドナーです。

彼らのせいぼに対する経済支援によって、日本での活動を始めることができました。

こうして、頂いた寄付金の90%以上を、マラウイに送金するという、せいぼが皆さんと交わした約束を守ることができます。

参考:せいぼじゃぱん公式ホームページ

 

日本からの寄附と現地のボランティアによってたくさんの子どもたちに給食が届けられています。

あなたもマラウイの未来を変える活動に携わってみませんか。

 

\せいぼじゃぱんを応援する/

 

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②社会貢献ができるアプリ/テーブルクロス

テーブルクロスってどんなアプリ?

あなたが外食をする際に、テーブルクロスのアプリからお店の予約をすると、自分たちが予約した人数分の給食が、発展途上国の子どもたちに届けられます。

2名の予約で2食分、10名の予約で10食分の学校給食が発展途上国の子どもたちに届くということです。

このクリエイティブなアプリは、株式会社テーブルクロスが提供しています。

アプリから飲食店を予約するだけという、社会貢献型のアプリ。

「チャリティ予約」という画期的な新しい文化を創出しました。

テーブルクロス

参考:テーブルクロス公式ホームページ

テーブルクロスのミッション

「利益の創造と社会への貢献が同時に実現できる文化をつくる」 予約をするだけで誰かのためになる「チャリティ予約」を通して、途上国のこどもたちが満足に給食を食べられない課題と、日本の飲食店の広告費が大きな負担になっている2つの課題を同時に解決します。

参考:テーブルクロス公式ホームページ

 

子どもたちに給食が届くまでの流れ

①私たちがテーブルクロスのアプリで飲食店を予約する

②飲食店がテーブルクロスに広告費が支払われる

③給食に必要な費用をテーブルクロスがNPO団体へ寄付

④NPO団体が子どもたちへ給食を届ける

 

2018年9月末現在で、205,109食の給食が子どもたちのもとへ届けられています。

 

実は筆者も…

このアプリ、実は筆者も使っていて非常にシンプルで利便性が高いです。

「会食におすすめのお店」

「女子会にぴったり」

など、特集が組まれていたり、検索機能ではキーワードやジャンル、エリアなどで絞ることができます。

また、アプリ内のオリジナルマップでは、自分が今いる場所から近いお店を表示してくれます。

筆者の一番のお気に入りの機能は「エンジェルカウンター」。

アプリ内にある「エンジェルカウンター」という機能では、自分が今までに支援した給食の数がひと目で分かるようになっており、カウンタ―の数が増えるごとに、実感が湧きます。

 

集まった給食はどこに寄付されるの?

株式会社テーブルクロスとともに現地支援しているNPO団体経由で給食が子どもたちに届けられます。

認定NPO法人ICA文化事業協会
特定非営利活動法人ESAアジア教育支援の会
公益社団法人アジア協会アジア友の会
特定非営利活動法人アクセス一共生社会をめざす地球市民の会
社会福祉法人日本国際社会事業団
特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン

上記の団体がテーブルクロスと提携し、現地の子どもたちに給食を届けています。

給食

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

給食で子どもたちに給食と学びの機会を提供する聖母、気軽に社会貢献ができるテーブルクロスを紹介させていただきました。

 

私たちにできることからはじめてみませんか。

 

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