石巻発、寄付車でつくるやさしい未来|日本カーシェアリング協会

石巻発、寄付車でつくるやさしい未来|日本カーシェアリング協会

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免許返納をしても安心して暮らすことができる社会のために、日本カーシェアリング協会が取り組む『コミュニティ・カーシェアリング』。
東日本大震災後の宮城県石巻で生まれた、地域で車を共同利用をする仕組みです。

乗り合いでお買い物に行ったり、旅行をしたり、病院に連れて行ってもらったり。
お互いサポートしあう仕組みが広がっています。
あなたも、日本カーシェアリング協会を応援しませんか?

免許返納をしない高齢者ドライバーや、孤立の背景

多くの高齢者にとって「移動」は大きな問題です。

日本の大半の地域では、自家用車が主要な移動手段。
にもかかわらず地方では、電車やバスなどの公共交通機関が十分に行き届いておらず、車を運転できなくなってしまうと日常生活に支障をきたしてしまいます。

しかし、毎日タクシーで移動するほどの金銭的余裕がある人ばかりではありません。
その結果、運転に不安を感じながらも、免許返納をせずにやむなく運転を続けてしまう人が少なくない数存在しています。

また、一人暮らしの人が誰にも看取られることなくなくなってしまう「孤独死」の背景には、地域住民同士の繋がりが薄くなっていることがあります。

免許返納した後、移動手段が限られるがために外出することが億劫になり、引きこもりがちになってしまう。
外出する機会が減った結果、誰とも話さない日が続き、悩み事を相談できない。

そんな高齢者がたくさんいるのが、今の日本の現状です。

支え合いの地域づくり 日本カーシェアリング協会

「石巻発、寄付車でつくるやさしい未来」

車の共同利用を通じて地域に支え合いを生む取り組み『コミュニティ・カーシェアリング』。
日本カーシェアリング協会が進めるこの活動は、東日本大震災後の宮城県石巻市でうまれました。

『コミュニティ・カーシェアリング』は一般的なカーシェアリングと違い、地域コミュニティが運営するため、地域の住民さんが車の予約や鍵の管理をしています。
みんなで買い物や旅行に行ったり、時には外出支援をしたりなど「支え合いの地域づくり」を目的として、柔軟に車が活用されています。

「支え合いの地域づくり」を目的として、柔軟に車を活用しています。

『コミュニティ・カーシェアリング』に参加する方たちの平均年齢はなんと74歳。
これまでに300人以上の方が参加しました。

日本カーシェアリング協会-写真01お出かけツアーの様子:写真中央の女性は最高齢の会員さん(95歳)

「みんなで買い物に行くのは、ピクニックみたいで楽しい」
「みんなともっともっとお話しがしたいから、補聴器を買いました」
などと、楽しんで参加しているのが特徴です。

地域のカーシェアリング車両を運転するのは、同じ地域に住むボランティアドライバーさん。(平均年齢65歳)
「地域の活動に参加する良い機会になっています」
そう語るのは、仕事を退職した60代の男性。
ある地域では彼が中心となって、地域の助け合い活動を支えてくれています。

日本カーシェアリング協会では『コミュニティ・カーシェアリング』事業において

  • 地域の車の共同利用グループである「カーシェア会」の立ち上げのための協力
  • 立ち上げ後のフォロー
  • 車の貸出

など「カーシェア会」が地域でスムーズに運営されるためのサポートをしています。

他にも、日本カーシェアリング協会では、生活に苦しんでいる人やNPO法人といった「車が必要だけれど、購入・維持が難しい」という人への車の貸し出しや、震災の風化を防ぐためのレンタカー貸し出しなど、寄付車を活用した社会貢献活動を幅広く行っています。

日本カーシェアリング協会の活動のきっかけ

宮城県石巻市は、東日本大震災で甚大な被害を受けた街です。
多くの人の命・家屋のみならず6万台以上の車が被災しました。

仮設住宅は不便な場所に建てられるケースが多く、その時に課題になったのは移動手段でした。
日本カーシェアリング協会では、車の寄付を呼びかけ、集まった車を仮設住宅へ届け、仮設住宅の住民同士でカーシェアリングをするプロジェクトをはじめました。

仮設住宅に車を届けてからは、車を使いたいという方に集まってもらい、共同利用のルール決めをみんなで話し合いながら行っていきました。

仮設住宅には抽選で人が割り振られていたため、皆が「はじめまして」の状態。
ルール決めの話し合いを通じて、徐々に顔の見える関係が出来上がってきました。

そんな話し合いをしているなかで
「仮設の草が生え放題だからみんなで草取りしよう」
「隣の棟のおばあさんが病院までの足に困っているらしいから送ってあげよう」
という地域の困りごとを話し合うようになり、自然と助け合いが行われるコミュニティができあがっていきました。

コミュニティがあれば、何か困りごとが起きたときも、地域で解決できるようになる。
そして、コミュニティづくりに車を取り入れると、自然と色んな人が楽しみながら関わってくれる

そのことに気づいた日本カーシェアリング協会は、仮設住宅の次の住居として整備された復興公営住宅や、被災地以外の地域にも、この仕組みを広げていく取り組みを進めています。

日本カーシェアリング協会を寄付で応援しよう

日本カーシェアリング協会が目指すのは「持続可能な共助の社会」
それは何歳になっても友人に囲まれ、移動の問題も含めて地域のコミュニティで助け合うことで、免許返納をしても安心して暮らすことができる社会です。

そのために必要なのは、一人ひとりの「できることをやってみよう」という気持ち。
石巻では、定年した60代の男性がボランティアドライバーをしたり、お出掛けが好きな人がお出かけイベントを企画したりと、それぞれのできることが集まって素敵なコミュニティが出来上がっています。

ボランティアドライバーさんが運転の不安な年齢になったら、次は乗せてもらう番になり、次の若い世代が新たにドライバー役を買って出る。
そんな風に緩やかな助け合いが持続していく地域があふれる、やさしい未来を実現していきたいと思っています。

日本カーシェアリング協会-写真02花畑へおでかけ

震災後の石巻市で10地域、300人超の方が『コミュニティ・カーシェアリング』の活動に参加しています。
「地域の力になりたい」とボランティアドライバーをしてくれる人は27人を超えました。(2019年5月末時点)

2018年度には岡山県の2地域に導入。
2019年度からは石巻の近隣地域や、鳥取県、滋賀県の一部地域でも導入予定です。

免許返納をしても安心して暮らせる社会の実現へ向けて、『コミュニティ・カーシェアリング』の活動を、もっともっとたくさんの人たちに届けることができるように。
あなたも、日本カーシェアリング協会を応援しませんか?

毎月寄付・今回だけの寄付

日本カーシェアリング協会への寄付金は

  • 『コミュニティ・カーシェアリング』の導入に関する地域調査
  • 導入後の運営フォロー経費
  • 寄付車(100台超)の維持・整備費

などにいかされます。

3,000円の寄付金で、カーシェア会のメンバーの交流の機会「お茶っこ会」が1回開催できます。
5,000円の寄付金で、みんなで乗り合いで楽しく外出するお出かけツアーが1回開催できます。
8,000円の寄付金で、シェア用の車を安全に使っていくための、1か月分の費用(1台分)が捻出できます。

毎月の寄付で応援
今回限りの寄付で応援

日本カーシェアリング協会-写真03みんなで旅行へ

車で寄付

日本カーシェアリング協会では「車の寄付」も募集しています。

①活用できる車

「大切にしていた車だから、誰かに使ってほしい」
「免許返納するけど、捨てるのはもったいない」
そんな車の寄付も受け付けています。

寄付車は地域のコミュニティや災害現場で活用したり、社会をよくするために活動をするNPO団体、生活が苦しく車の購入・維持が難しい方などへの貸出を行います。

寄付車の条件は

  • 車検が6か月以上残っていて、走行に支障がないこと
  • 宮城県石巻市までの運搬に協力いただけること

災害発生時などは、被災現場に直接お持ちいただくことをお願いする場合もあります。
運搬ボランティアを募り、寄付車提供者に代わって車を運搬することもあります。

②動かせない車を寄付

車検が切れていて動かせない車、走行に支障がある車の寄付も受け付けています。
寄付車は提携した車の適正処理業者によって引き取られ、その際に発生した車の買取費用が、日本カーシェアリング協会に寄付されます。
引取・廃車に関して、提供者側の費用負担はありません。

車の提供に関しては、協会の車の活用状況に応じて、お断りさせていただく場合もございます。
車の寄付を希望される方、ご質問がある方は日本カーシェアリング協会まで一度ご連絡をお願いいたします。

車の寄付についてもっと知る

宮城県石巻市発 寄付車を使った共助のカーシェアリングを全国へ

復興支援だけで活動を終えるのではなく、「震災で大きな被害を受けた石巻から、たくさんの支援のおかげでうまれたこの仕組みを日本中に広げていきたい」という願いを込めて、日本カーシェアリング協会と名付けられました。

日本カーシェアリング協会-ロゴ日本カーシェアリング協会ロゴ

ロゴマークでは、車の提供者と利用者との二人三脚から生まれる、カーシェアリングの「つながり」を表現。
中央にあるハートマークは、日本カーシェアリング協会の活動に賛同する協力企業や提供者の想い、そして支援に対する利用者の感謝の意があらわされています。

イメージカラーは、東日本復興を願う希望「オレンジ」と、クリーンな共用者の「ブルー」。
日本カーシェアリング協会の活動を通じて、多くの人たちが笑顔になるように、という願いが込められています。

カーシェアリングの業界団体と間違えられることもしばしばあるそうですが、石巻で生まれた、小さな小さな非営利団体です。
石巻でうまれた素敵な活動を、もっともっとたくさんの人たちに届けることができるように。
あなたも、日本カーシェアリング協会を応援しませんか?

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