東日本大震災後、現地で活動した元NPOスタッフの立場から、『5つの支援方法・フェーズ』と『オススメしない3つのこと』by山本マイコ

東日本大震災後、現地で活動した元NPOスタッフの立場から、『5つの支援方法・フェーズ』と『オススメしない3つのこと』by山本マイコ

この記事はnoteより、

東日本大震災後、現地で活動した元NPOスタッフの立場から、『5つの支援方法・フェーズ』と『オススメしない3つのこと』

原作者:山本マイコさんの記事の紹介しております。

きふる用に記号を編集させていただいております

 

東日本大震災後、東北(宮城県名取市)で復興支援活動をするNPOに携わり、現地で約1年住んで活動していた立場から。

災害時の支援方法についてフェーズごとに、まとめてみました。

 

現地の状況は、今日と1週間後では全く違うので、フェーズによって異なります。

『5つの支援について』と『オススメしない3つのこと』をまとめました。

 

(1)

今は災害が発生し、現地も危ない状態なので、災害対応ができるプロフェッショナルなNPOに寄付をするのが一番良いと思います。

※赤十字は義援金扱いなので、今すぐ被災者の助けにはならないので、私はNPOを選びます。

※こういう時に、いろいろな寄付の呼びかけがありますが、活動実績のある団体を選ぶほうが良いかと思います(詐欺もあるので)

 

※補足ですが、

認定NPO法人に寄付をすると、寄附金控除(税制優遇)があるので、領収書をもらっておくことをおすすめします。

認定NPO法人は、会社でいうと上場企業のような感じで、国の審査を受けているため、一定の信頼がありますので、寄付先に迷ったら、そこを選ぶのも選択方法の一つです。
 

 

(2)

水が引いたあとは、土砂を撤去するなどのボランティア受け入れが各地域で始まるかと思います。

(1週間後ぐらいではないかと思います)

・現地に行く際は、「食事、寝る場所、移動手段、その他装備など」を必ず確保して行きましょう。

現地では、物資は調達できません。自治体のHPなどで情報を確認し、受け入れ状況などをチェックしておくほうがいいです。

(ボランティアの受け入れで現地の人を混乱させてしまうと、迷惑をかけてしまうので)

 

 
(3)

地元の企業やお店を応援するよう、商品を購入したり、再建などを後押しして、地元の人が地元で仕事をし、自活できるようにする。

※ずっと支援を受けていると、人は気力を失ってしまい、精神的に病んでしまいます。

働くことができる、は本当に喜ばれます。
 

 

(4)

個別のニーズに応える。

もし知り合いなどが被災していたら、具体的に必要なものなどをリストアップしてもらい、それを支援するのが良いかと思います。

(避難所で受け取れるものは一律になりがちですが、不要なものもあったりするので、アマゾンのウィッシュリストのように本当に必要なものが届くほうが良い)

 

 
(5)

落ち着いたら(数ヶ月から半年?)現地に行き、観光をする。

現地のお店等に行き、飲食したり、お土産を買ったり、外から人が来てくれると、繋がりを感じられて喜ばれます。

 

 

オススメしない3つのこと

送る側や協力している側は「善意」でも、受け取る側にとっては「迷惑・困る」ことも、実はあります。

被災された方が「要らない」と拒否すると「こっちはやってあげている!」と善意の押しつけが…。

 

中古衣料品や自宅にあるものを送る

⇒「必要なもの」を「必要な人」に仕分けをして手渡すのは、災害後で混乱している現地では、とても手間のかかる作業となります。

残念ながらゴミのようなものも送られきて、悲しい気持ちが増します、また、余剰物資の処分などにも悩まされます。

現地の人が必要なものを自分で購入できるよう「現金」が一番良いです。

もし、中古衣料品を贈ろうとしていたら、メルカリに出品をして、売れた金額を現金で支援することをオススメします。

 

情報を無責任に拡散すること

⇒現地から沢山の情報が流れ、リツイートなどで広がりますが、情報が正確であるかどうかを確認しないままの無責任な拡散は、混乱を広げます。

情報の中には”デマ”もあり、それを見分けることは、難しいです。

また、現地の状況は、刻一刻と変わるので、古い情報はすでに更新されていることもありますので、事実確認は大切です。

自分の責任で事実確認ができない場合は、リツイートしないほうがいいかもしれません。

もしリツイートして拡散を希望することがあったら、そのことに最後まで追いかけ、解決した場合には、結果を報告することも一つの責任ある拡散だと思います。

 

過度な自粛ムード

⇒被災した地域以外のエリアの人々が、経済を回すことは必要だと思います。

自粛ムードだけでは、被災した地域を救うことはできません。

 

 

 

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山本マイコさんプロフィール

大学卒業→アパレル→起業→東北復興支援/アフリカ支援NPO→IT系不動産→民泊 と様々な業種を経験 

Local Cheers インバウンド実務主任者 /インバウンド/ローカル / http://localcheers.jp / #東京が嫉妬する 地方をプロデュースする / #田端大学

 

●山本マイコさんnote

https://note.mu/maico_yamamoto

 

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