団体の活動以上に、代表の人柄に惚れました【男性/40代/通信会社勤務/イタリアンレストランオーナー】

団体の活動以上に、代表の人柄に惚れました【男性/40代/通信会社勤務/イタリアンレストランオーナー】

今回寄付についてのお話を聞いたのはどんな人?

 

今回は、全国の難病を患う子どもとそれを支える家族全員を応援する公益財団法人 難病の子どもとその家族へ夢をさんを支援(寄付)しているOさんにインタビューしました。

公益財団法人 難病の子どもとその家族へ夢をさんは、難病を患う子どもをディズニーランドへ連れて行く活動の他、難病を患う子どもを授かった『全員“母”たち』で結成された女性和太鼓奏団『ひまわりのやうに』の活動など、様々な活動をなさっている団体様です。

 

ディズニー

参考:公益財団法人 難病の子どもとその家族へ夢公式ホームページ

Oさんのプロフィール
・男性
・43歳
・東京都在住、東京都勤務
・通信会社の新規事業部
・神楽坂でイタリアンレストランのオーナー

 

 

谷田:Oさんは、普段は何をされていらっしゃるんですか?

 

Oさん:普段は、通信会社の新規事業部を担当していて、BtoCが主事業となっている会社の中で、今はBtoB向けのサービスの立ち上げを数人のメンバーでやっています。

あと、神楽坂のイタリアンレストランのオーナーもやっています。

 

谷田:そうなんですね!

Oさんは事業会社に勤務しつつ、レストランオーナーもやっていらっしゃるんですね。

パラレルに活動なさっていますね。

しかし、なぜイタリアンレストランの経営を始めたのですか?

 

Oさん:もともとグルメが好きで、神楽坂に引っ越してきて、近所の行きつけのイタリアンレストランの店長と仲良くなって、ある時店長が店をたたむとなりまして、僕が経営面を引き継いだってゆう感じです。

 

寄付を始めたきっかけ

 

では本題ですが、公益財団法人 難病の子どもとその家族へ夢をさんとの出会いはどんなものだったんでしょうか?

 

Oさん:ここの代表の大住さんとの間に一人共通の知人がいて、その方の紹介で団体の事を知りました。

その知人に、「すごい人がいるから会ってみるといいよ!」と言われて会ってみたのが代表の大住さんです。

大住さんとは4年前に出会って、それからは毎月定額で寄付をしています。

大住さんと1対1でお会いし、団体がやっていることを詳しく聞き、支援することを決めました。

これまでも大きな震災などの際に、一時的な寄付はしていたのですが、毎月継続して寄付しているのは今回がはじめてです。

 

谷田:代表の方とお会いして寄付をすることを決めた理由は何ですか?

 

Oさん:活動の内容自体は、それほど興味がなかったんです。

いろんな人がいろんなことをやっているなと思いました。

その活動自体がインパクトあったっていう感じではなかったのですが、一個素晴らしいなと思ったことがありまして。

それが、難病のお子さんの家族と大住代表が、真剣にホテルの一室で1.2時間話す、それを傍聴できる権利を寄付者はもっているというものでして、とても面白いし、ユニークだなと思いました。

寄付する側としても、きちんと価値を受益ができるな、と思いました。

 

谷田:寄付した人が、他人の家族の込み入った話を外で聞いてるっていうことですか?

 

Oさん:そうです。

 

谷田:インタビューされている家族は、誰かがこのインタビューを聞いているっていうのは知っているんですか?

 

Oさん:もちろんです。

そのユニークな活動が印象に残りましたね。

 

谷田:印象に残ったっていうのは、その取り組みがユニークだから印象に残ったっていうことでしょうか?

 

Oさん:印象に残ったというか、寄付している方も関われるし、メリットがあると感じたからです。

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参考:公益財団法人 難病の子どもとその家族へ夢公式ホームページ

代表の人柄に惚れた

 

谷田:そのメリットって言っても、金銭的なメリットがある訳ではないじゃないですか。

一つの体験を買えるというか、知らなかった景色が見えるみたいな価値だと思うんですけれども、価値があったということですよね?

 

Oさん:うーん、さっきの話に戻ると、それに寄付しようというかんじではなくて僕はシンプルに代表を支援したいなという気持ちだけですね。

大住さんの人柄に惚れたんです。

 

谷田:ユニークだなと思った点でいうと、家族に対するインタビューを聞けるっていうことがユニークだなと思ったけれども、それが動機づけではなく、代表の人柄を知り応援したいと思ったということでしょうか?

 

Oさん:そうですね。

 

アメリカから帰国してすぐに行動

 

谷田:大住さんってどんな方なんですか?

Oさん:元ディズニーランドの職員の方で、アメリカで似たような活動をやっている団体があって、大住さんが現地にインタビューしに行ったらしくて。

そこで現地の方から、「日本でやる人いないんだよね。」「日本で誰かやんないの?」「日本の社会課題への取り組みのレベルが低い」ていう話をしているときに、「やるか!」となり、やらざる負えなくなったと聞いています。

 

谷田:そうなんですね。何年ぐらい活動している団体なんですか?

 

Oさん:8年ぐらいですね。2010年3月に設立なさっているので。

アメリカから帰国して、まずは最初にディズニーランドを経営している企業へ掛け合ったらしいのですが、全く相手にされなくて、もう独自でやるしかないってなったらしいです。

 

日本にもディズニーランドあるのに、なぜやらないんだ

 

谷田:そうなんですね。ディズニーに連れて行くっていうのは、難病の子どもさんとその家族と大住さんなのですか?

 

Oさん:アメリカでは子ども達に「どこ行きたい?」って聞くと、「ディズニーランドに行きたい」と口をそろえて言うらしいんですよ。

でも、難病の子どもたちはなかなか行くチャンスがないから、その難病のこどもたちをディズニーランドに連れていくという支援をやっている活動っていうのが、アメリカでは結構メジャーらしくて。

 

:なるほど。一般の普通の家庭だったら、行きたくなった時に行けるけど、行きたいけど難病で行けない子どもたちを連れて行ってあげるということなんですね。

 

Oさん:もちろん、日本と海外では非営利の活動領域が違いますからね。

海外では結構メジャーな領域というか。

それで、「なんで日本版はないの?」

「日本にもせっかくディズニーランドあるのに、このような活動をやっている人はなぜいないんだ」となったらしいです。

谷田:なるほど。

でも、Oさんと大住さんは長年付き合ったわけではないじゃないですか。

大住さんとお会いして今寄付をなさっていると思うんですけれども、大住さんのどういうところが応援したいってなるんですか?

 

Oさん:とりあえず、本当に真剣に活動をやっているなと。

人生かけてやってらっしゃるなと。

 

谷田:代表が、何を解決したいかがテーマではなく、代表の本気度合いが心に響いたという感じでしょうか?

 

Oさん:そうですね。

大住さん

参考:公益財団法人 難病の子どもとその家族へ夢公式ホームページ

 

時には本気で相談を受けることも

 

谷田:今でも大住さんとは会ったりするんですか?

 

Oさん:そうですね、年に1.2回ぐらいは会っています。

 

谷田:それは寄付者の会とかでお会いするんですか?

 

Oさん:寄付者の会で会うのと、去年は食事会でたまたまお会いしました。

共通の知人がいたので、東京でご飯食べるから一緒に食べようかという感じで。

あと、本気で相談も受けました。

「こういうことやっていきたいんだけどなんかアイデアないか」とか。

 

谷田:それでいうと、いい意味で結構巻き込まれた感、ありますよね。

ただの支援者としてだけじゃなくて、仲間として相談受けに行くし。

 

Oさん:そうですね。

はじめてお会いした時から、支援者を活動にも巻き込もうとしてくれているなと感じました。

ディズニーランドに連れて行く活動だけではなく、他にも難病のお子さんをお持ちの家族にいろいろ活動しているらしくて。

地方からこっちに来る場合って、ホテルではだめなところもあるらしく、どうにかして家族みんなが止まれる場所ないかなって探したり、去年では映画も作ったらしくて。

 

谷田:そうなんですね。映画は見たんですか?

 

Oさん:それがまだ見てなくて(笑)

ちっちゃい映画館でやっているらしいんですけれど、連日満員で入りきれないほどだったらしいです。

 

経験を共有していただいている

 

谷田:寄付をしていることに対しては、当たり前になっているという感じですかね?

 

Oさん:そうですね。
逆にありがたいことに少しだけ支援しているだけですけど、経験を共有していただいているっていうのもありますので。

 

谷田:大住さんに出会っていなかったら寄付はしてないですか?

 

Oさん:そうですね。
ただ団体の事を知っているだけだったら、多分寄付していないと思います。

谷田:団体との関り代になるんですかね。

人生を盗み見てる代というか(笑)

 

Oさん:そうですね。

参加費って思ってもいいかもしれませんね。

大住さんがやっている楽しみをちょっとでも共有していただけたらなぁという感じです。

 

:その楽しみっていうのは、支援者としてみたときに、感じる感情ってどんなものですか?

 

Oさん:単純にすげえな、と。

去年より今年のほうが団体が確実に大きくなっているんですよね。

なにか成長していると嬉しいし。

団体の成長が、自分事のように嬉しいです。

 

谷田:なるほど。面白いですね。

 

Oさん:あんまりいないパターンですよね。

 

社会問題について普段から話し合えるような国であってほしい

 

谷田:こういう自分のした寄付の話をしてみてどうですか。

 

Oさん:普段しない話をしたな!という感じですね(笑)

ただ思ったことは、こんな話を普段の日常的にする国であったらいいなと思いますね。

 

谷田:おっしゃり通り、日本って、社会問題に対して全然話さないという方が大多数で、毎日話してる人のほうが少ないと思うんですよ。

その温度差が激しすぎるので、社会課題に人生捧げている人の言葉や熱量って通じにくいといいますか、結構届きにくかったりするので。

むしろ団体の代表の話を聞くより、実際に寄付している人の話を聞くほうが本質が見える気がして。

こういうインタビューはすごくありがたいです。

本日はありがとうございました。
 

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