寄付月間2018キックオフイベント 潜入レポート

寄付月間2018キックオフイベント 潜入レポート

毎年12月に行われる「寄付月間」
キックオフとなるイベントが7月、日本財団ビルにて開催されました。

一体どんな方々が来ているのか、どんなお話をしているのか、気になりませんか?
そんな方のために、イベントに行ってきました!

 

寄付月間とは

「寄付月間~Giving December~」とは、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーン。

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参考:寄付月間~Giving December~公式ホームページ

ただし、これは特定の団体に寄付を呼び掛けるのではありません。
どこかの団体に寄付をしてみたり、寄付について考えたり。
1年の終わりとなる12月に、未来のことを考える機会として、「寄付月間」は開催されています。

寄付月間は2015年12月、日本で初めて開催されました。
初年度には、ビルゲイツ氏や、香川真司選手、元プロ野球選手の古田敦也さんなどがイベントや広報に参加。
2年目には、アーティストのSEKAI NO OWARIさんが協力。
さらに学生による寄付イベントや寄附川柳など、寄付にまつわる企画が全国で実施されました。
2017年には、127の企画が全国で実施。マスコットキャラクターも応援に加わり、年々規模が拡大しています。

今回参加してきたのは、寄付月間2018キックオフイベント。
2017年の寄付月間を振り返りつつ、2018年の寄付月間の概要を紹介し、寄付月間を盛り上げる方法を考えるイベントです。

 

イベントの様子

オープニング

1テーブル5~6人が座ります。
それぞれの所属と取り組んでいること、「寄付とわたし」を踏まえて自己紹介。

FireShot Capture 34 - 画像_寄付 イベント - Google ドライブ_ - https___drive.google.com_drive_u_1

突然お菓子の写真が出てきて驚いた方もいらっしゃるかと思いますが、実はこのお菓子たちも全て寄付付き商品なんです。

テーブルの上に置いてあるので自由に食べてOKです。

自己紹介タイムが終わると、寄付月間共同事務局の細貝氏から2017年の寄付月間を振り返ります。

細貝氏によると、寄付月間のパートナー数や企画数が2016年度より1.5倍になっているとか。
寄付月間でのキャンペーンを通じて、日本における寄付文化の醸成に一躍かっている、という嬉しいニュースがありました。

昨年はイベント、WEBサイト、寄付の教室、書籍発行などさまざまな取り組みが、北は北海道から南は沖縄まで。
全国各地で寄付にまつわるイベントが催されました。

 

ライトニングトーク

東京学芸大学国際中等教育学校ボランティア部

 

東京学芸大学国際中等教育学校ボランティア部では、中高生があたりまえに社会貢献できる社会をめざし活動しています。

3つのプロジェクトに分かれて活動しており、そのうちの1つが「Giving PJ」。
幅広い年代に、寄付について知ってもらうことを目的に、活動しているプロジェクトです。

昨年は寄付の魅力や誤解を考える「KIFU no Chikara Fes.2017」の企画開催、寄付付きLINEスタンプを販売を行ったそう。

寄付月間の12月は期末試験の時期で、勉強との両立が大変だったことや、
寄付付きLINEスタンプを購入したくても、課金はできなくて、必死にポイント集めをした、という中高生らしい苦労話もありました。
とてもかわいらしいです。

ふじぽんキッズ ~いろんな方法があるのを知ってた?寄付した子・したい子集まれ! ふじぽんが応援するよ~

 

こちらは「こどもたちから身近な寄付について発信することで、子どもにも大人にも寄付に関心をもってもらいたい」と、小学4年生の女の子の発信から生まれた企画。
寄付月間2017の公式認定企画で、チームGOENがサポートしています。

ランドセルを送る、古本を寄付する、お年玉を寄付するなど、子どもでもできる寄付の事例を紹介しました。

「自分のまわりには、寄付をサポートしてくれる大人はいるけれど、みんないるわけではない。寄付の仕方はいろいろあることを伝えたい」と、小学生の津田かのんちゃんが大勢の前で堂々とスピーチをしてくれました。

 

KIFUBAR

キフバー

参考:KIFUBAR公式ホームページ

KIFUBARとは、飲めば飲むだけ寄付になるスタンディングバー。

 

「NPOってそもそもどんなもの?」

「わたしにできる支援ってあるの?」

などの疑問を持つ生活者と、NPO法人の距離を縮めることを目的としたバーです。

寄付月間2017をきっかけとして企画されたものですが、予想以上に反響が大きかったことから、現在も毎月東京・赤坂で開催。
これまで計20団体KIFUBARに登壇しています。

 

オールドファンレイジングに学ぶ

取り組み紹介のあとは、日本の寄付の歴史のお話。

明治時代にライオン(株)が寄付付き商品を販売していたこと。
渋谷のハチ公、上野の西郷さんなど、銅像でできているものはほとんど寄付でできていることなど…
古くからある寄付の形についての紹介がありました

会場からは「へぇ~」という声が続出。
日本には寄付文化がないといわれていますが、実はいろんな形で寄付が行われていたことが 分かりました。

 

ワークショップ

続いてワークショップの時間です。

1回目のワークショップは

  1. はじめての寄付体験
  2. わたしの寄付ルール
  3. 人生一番最後の寄付をするなら

の中から1つテーマを選び話す、というもの。

「うまくいっていない団体を応援したくなる」という声にみんなで頷いたり、海外の事例に驚いたり。
私服で学校行く日に寄付としてコインを持ってくる「Non Uniform Day」は筆者も初めて聞く取り組みでした。

続いて席を移動して2回目のワークショップ。
新しいメンバーと簡単な挨拶をして、今度は「寄付の魅力」について語ります。

  • 遠方からでも応援できる
  • 助け合いの輪がうまれる
  • ボランティアをするのは時間がないとできないけれど、寄付で応援することができる

など、各々の経験から感じた寄付の魅力について、話し合いました。

その中で印象的だったのは、「寄付は3倍のパワーになる」という言葉。
寄付する人、つなぐの人、寄付を受ける人の三者のパワーが加わります。
さらにワークショップで出たのが、その3者に「寄付について語る人」が加わると4倍になる、というもの。
寄付の可能性は無限大であることが分かりました。

 

寄付月間2018に向けて

イベントの寄付月間を盛り上げるために、参加者のみなさんへのお願いがありました。
それは「寄付について語ること」です。

「寄付に興味のない人たちの心を動かすことができるのは、寄付について語ることのできる自分。
12月からとは言わず、明日から、いや今夜から。寄付の魅力を伝えて、もっと寄付の輪を広げていってもらいたい」

という言葉で締めくくられました。

寄付月間に参加する方法

4つの公式認定企画があります

  • イベントに参加する

寄付月間公式のシンポジウムやセミナーなどに参加することができます。

  • アクションで寄付する

「カンパイ」や「いいね」など、アクションを起こすことで寄付につながります。

  • お金で寄付する

応援したい活動や団体を見つけ、お金で寄付をすることができます。

  • モノで寄付する

古本や書き損じはがき、小型家電のリサイクルなど、物品で寄付することができます。

 

寄付月間には、いろんな参加方法がありますね。

今年の12月の寄付月間は、あなたも何か「欲しい未来のために」やってみてはいかがでしょうか

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