おしゃれで社会貢献!ファッションブランド「JAMMIN」のこだわり

おしゃれで社会貢献!ファッションブランド「JAMMIN」のこだわり

今回はおしゃれも楽しみたい、でも社会にいいこともしたい、そんなわがままに答えてくれるアパレルブランドをご紹介!

 

今回はチャリティーをもっともっと身近にするアパレルブランド「JAMMIN」のPOP-UP STOREにお邪魔してきました。

 

「興味はあるけど、新しい服買っちゃって金欠……」

「もっと楽しく寄付できる方法ってないのかな?」

という方は必見です!

 

JAMMIN トップ

 

JAMMIN POP-UP STOREは、阪急うめだ本店、東急百貨店さっぽろ店、東急ハンズ広島店など、全国各地で開催されています。

今回は若者の街、渋谷にて開催。

渋谷ヒカリエ1階のイベントスペースで、2018年8月9日から15日に開催されました。

 

JAMMINとは?

JAMMIN(ジャミン)とは、京都でうまれた、チャリティー専門のファッションブランドです。

「社会をよくしたいと思う人の気持ちを、少しずつ・たくさん集めて、ちょっとだけ世界を変えていく」をコンセプトに、NGOやNPOとコラボしたデザインのファッショングッズを販売しています。

 

週替わりで1つの団体をピックアップし、その団体とのコラボグッズ1アイテムにつき700円が寄付されます。

 

「チャリティーグッズって、デザインはどうなの?自分、ファッションにはこだわりがあるんで」

なんて思った方!まずはこれを見て下さい。

JAMMIN-Tシャツ

どうですかこのかわいいデザイン!そして絶妙な色使い!

 

筆者もいろんなボランティアやイベントを経験してきたので、NPOのグッズやTシャツはいくつか持っています。

ロゴがでかでかとデザインされていて着回しが難しかったり……はたまたどうも地味すぎたり明るすぎたり……。

着たい気持ちはあっても、結局部屋着になってしまうんですよね。

 

けれどもJAMMINはアパレルブランド。

こんな風にゆったりとしたシャツもあったり

 

JAMMIN-レディース

 

寒い季節にも使えるパーカーなんてのもあるんです。

これは……欲しい!!

 

JAMMIN-メンズ

 

 

 

これまで関わった団体数は、なんと約250団体。

「災害からいのちを守る森」を後世に残していく公益財団法人鎮守の森プロジェクト

子ども用車いすの啓発活動を行う一般財団法人mina family

小児がん患者を支援するNPO法人チャイルド・ケモ・ハウスなどなど……。

幅広い分野の活動をサポートしています。

 

おしゃれなだけでなく、社会にもいいというひとつで二度おいしい仕組みなんです。

 

JAMMINのこだわり

 

こだわり1:完全国内生産

JAMMINの商品は、すべて国内で生産されています。

チャリティーには使用用途を公開する「透明性」が求められます。

しかし、チャリティーの鍵となる商品を、誰が、どうやって作っているのかがわからないのは、「透明」と言えるのでしょうか?

 

JAMMINでははじめ、生産を海外でしていたそう。

けれども、商品の透明性を確保するため、生地の生産・染色は愛知県、裁断・縫製は大阪府、と完全に国内で生産しています。

 

こだわり2:テーマにタブーは設けない

JAMMINでは、週替わりで1つの団体をとりあげます。

こんなにいいデザインのものが1週間しか購入できないなんて……と思う方もいらっしゃるかもしれません。

「そんな社会課題があったんだ」と、気づいてもらうことも目的の一つにしています。

 

そのため、テーマにタブーを設けていません。

ホームレス、ひきこもり、障害者の性支援、性産業など、賛否両論のある課題も扱うことも。

 

日本には約5万のNPO/NGO団体があります。

それはつまり、それだけの数の社会課題があるということ。

まずは悩んでいる人、困っている人がいることを知ってもらうことが、解決の一助となるのです。

 

インタビュー

こんな素敵なグッズと素敵な取り組み、一体どんな方が携わっているのでしょうか?

今回出店されていました、JAMMIN高橋佳吾さんにお話を伺ってきました。

JAMMIN高橋さん

チャリティー自体を楽しめたら

———なぜチャリティー付き商品で展開しているのですか?

 

高橋 素晴らしい活動をするNPOのことをもっとたくさんの人に知ってほしい、そして応援(寄付)がもっと身近なものになって欲しいとの思いからです。

NPOは社会課題の解決が事業の主な目的で、なかなか少ない人数で運営していると広報活動に力を入れることは簡単ではないと思います。

その一部を私たちJAMMINが担うことで、NPOの存在や考え方が広がって欲しいと思い、NPOの活動をモチーフとしたプリントTシャツなどの新作を毎週リリースしています。

 

買い物をするって毎日を楽しくする行動だと思うので、チャリティー付きとすることで楽しみながらチャリティーに参加してもらうことを目指しています。

また、商品の販売だけでなくホームページではそのチャリティー先の団体が「どのような団体か」「どのようにチャリティーが使われるのか」も取材した記事も公開しています。

 

ファッションは自分の好きなものを発信するもの

ファッション

———どうしてファッションを取り扱っているのでしょうか?

 

高橋 ファッションは楽しい、というだけでなく自己表現というか、自分てこういうものが好きなんだよ!を伝えるものでもあると思っています。

例えば、アウトドアが好きな人はそういうブランドの服を選ぶだろうし、アメリカのビンテージが好きなら古着を選ぶだろうし。

そんな中の選択肢の一つに「社会が良くなって欲しい」と思う人たちが選ぶブランドとして知っていただければ嬉しいですね。

チャリティーといえばJAMMINだよね!って言ってもらえるよう、日々頑張っています。

 

もちろん、NPOのホームページを直接見ていただいて寄付するのも大歓迎ですし、そういう人が一人でも増えることが大切なことだとも思っています。

 

明るくなる言葉を

———毎週違ったNPO/NGOをピックアップする、というスタイルは、なぜとられているのでしょうか。

 

高橋 日本には5万団体を超えるNPOがあると言われていて、なるべくたくさん紹介したいと思っています。

日替わり!といきたいところですが、それはさすがに厳しいので、毎週様々な社会課題の解決に向けて活動されているNPOを1週間に1つだけ紹介し、デザインを販売しています。

 

———なるほど。商品を作るうえで、こだわっていることはありますか?

 

高橋 たくさんあるんですが、主だったところでいうと、ポジティブな言葉をデザインするようにしています。

「今がこんなに大変!」とか「NO!〇〇」と伝えるのではなく、「こんな未来だったらいいよね」「こんな風に一緒に活動していけば解決できるのかも」といったポジティブな気持ちになれる言葉を選ぶようにしています。

JAMMIN-NPO法人だいじょうぶ

NPO法人だいじょうぶとのコラボ。子どもの虐待を扱っています。

課題の数だけ、向き合う人がいる

———コラボする団体はどう決めているのでしょうか?

 

高橋 基本的にはJAMMINから「是非コラボをさせてください!」とお願いをさせていただいています。

もちろんご提案を受けたNPOが、JAMMINって面白い!一緒にやりたい!と思っていただければすごく嬉しいです。

 

これまで約2500万円のチャリティーをアイテムをお買い上げいただいた方からお預かりして、お渡ししてきました。そのNPOの数は220を超えています。

その団体の数だけ社会課題を解決したい!という思いをお持ちの方々がいらっしゃるということでもあるので、まだまだ頑張ってご紹介し続けなくては!と思っています。

 

買い物したらチャリティーだった

———今後、日本のチャリティ―文化はどうなっていってほしいですか?

 

高橋 うーん難しいですね。

ただ、すごく大変な思いをして寄付した!ではなくてもっと日常的に・楽しいものになって欲しいという想いはあります。

 

普段する買い物がたまたまチャリティーだったし、そうした商品がたくさん世の中にあって、社会課題の解決に向けて「みんなが少しづつ」参加している状態っていうのがすごく面白いんじゃないかなぁとは思っています。

 

リアルな場所でもJAMMINを知っていただくために

———ネット通販だけでなく、渋谷ヒカリエのような場所でも販売しているのですか?

 

高橋 私たちがまだまだ小さいブランドなので、JAMMINのことをもっと沢山の人に知っていただきたいなと思い、関西を中心に百貨店やデパートなどでの販売をスタートしました。

こうした場所だと、単純にデザインが可愛いから、と立ち止まっていただくことも多くて、寄付先のNPOのパンフレットを一緒に見ながら活動をご紹介させてもらっています。

 

買ってくださった方からは

「寄付はやらなくちゃとは思っているんだけど、なかなか行動できていないから嬉しい」

「ほんの少しでも役に立てるなら是非使って欲しい」とすごく前向きな言葉をいただくことが多く、一番やり甲斐を感じる瞬間ですね。

 

すでにJAMMINを知ってくださっている方との交流も

———ネットで買った人もいらっしゃっていますか?

 

高橋 今回、渋谷ヒカリエに来て販売させていただいて「以前からJAMMINを知ってたんだけど、現物が見たかった」というお客様が10組ぐらいいらっしゃったんです。

しかもみなさんよくホームページを覗いてくださっていて。

「早く東京でポップアップストアやれよ!と思ってました(笑)」と嬉しいお言葉もいただきました。

 

あと、JAMMINのアイテムをご購入されていて「会ってみたかったんです!」というお客様にもお越しいただいて。

SNS上ではやりとりがあったのですが、今回のポップアップストアで実際にご来店いただき、直接お話しが出来たのも嬉しかったです。

 

———高橋さん、お忙しいなかありがとうございました!

今回の支援先

今回お邪魔したJAMMIN POP-UP STOREで取り上げてた団体は、NPO法人ADRA Japan(アドラジャパン)でした。

一体どんなことをしている団体なのでしょうか?

 

NPO法人ADRA Japan

NPO法人ADRA Japan(アドラジャパン)は、途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動を行なう国際NGOです。

約140か国のADRA支部と連携して、人種・宗教・政治の区別なく、自然災害、紛争の被災者、医療を必要としている人々、教育を受けられない女性や子どもたちなどに、自立を助ける支援や緊急支援を届けています。

 

ADRA Japanは国内でも、阪神淡路大震災、東日本大震災の支援を。

最近だと西日本豪雨支援など、非常に実績のあるNGOです。

 

JAMMINとのコラボは実は3度目とのこと。

これまでに2014年に、ネパールの口唇口蓋裂患者の医療支援。

2016年にレバノンに滞在するシリア難民支援。

そして2018年は、ロヒンギャ難民キャンプ支援です。

 

向き合っている社会課題

ADRA

向き合っているのは、ロヒンギャ難民キャンプ問題。

ロヒンギャの人々は、ミャンマー連邦の国籍が与えられるよう要求しています。

しかし、ミャンマー政府は彼らを国民としては認めず、「不法移民集団」としました。

そのことで1960年代後半から、不法移民調査として、政府軍や警察による迫害が行われています。

 

難民の数は急増しつつあり、また長期化が見込まれるキャンプ内では、トイレや飲み水などの水問題が深刻化しつつあるといいます。

 

ADRA Japanでは、バングラデシュ支部と連携して食料や生活用品の提供をしています。

長期化するにつれ他の支援も必要であると、道路の整備、トイレや飲み水の整備など、環境面のサポートも始めました。

 

JAMMIN-ADRA

「難民キャンプ」というと、明るいイメージを持つ方はほとんどいないと思います。

しかしここで、ポジティブにデザインする、というJAMMINブランドのこだわりが生きてきます。

 

JAMMINでは、実際に現地に行った人へのインタビューをもとに、ロヒンギャの人々のたくましさ、生きる力に着目。

“Together we can make changes”、「一緒になら、変化を起こすことができる」というメッセージをデザインしました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか

おしゃれを楽しめて、社会にちょっといいこともできて、さらに毎週いろんな社会課題とそれに向き合う団体を知ることができる。

一石何鳥になるのでしょう。

 

「無理のない範囲で、できることから始める」

これが寄付の鉄則です。

 

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